建設業許可がないと金融機関から融資をしてもらえません。なぜですか?

行政書士米田耕太郎事務所 Administrative scrivener Komeda Kotaro Office

建設業許可がないと、銀行は「この会社、大丈夫かな?」と不安に思ってしまうんです。

なぜなら、建設業許可は、

  • 「ちゃんと仕事ができる技術がある」
  • 「法律を守って仕事をしている」
  • 「ある程度の資金力がある」

といったことを国が認めた「お墨付き」のようなものだからです。

銀行は、お金を貸すときに、

  • ちゃんと返してもらえるか
  • お金を損するリスクはないか

ということを、とても慎重に考えます。

建設業許可がない会社は、

  • 技術力がないかもしれない
  • 法律違反をしてしまうかもしれない
  • お金がなくて返せないかもしれない

と、銀行から見てリスクが高いと判断されてしまうのです。

なぜリスクが高いと判断されるのか?

  • 技術力がないと、
    • 建物を壊してしまう
    • 工事が遅れてしまう
    • お客さんからお金を回収できない などの可能性があります。
  • 法律違反をすると、
    • 銀行からお金を借りられなくなる
    • お客さんから仕事をもらえなくなる などのペナルティを受ける可能性があります。
  • お金がないと、
    • 材料を買えなくなる
    • 従業員に給料を払えなくなる
    • 銀行に借りたお金を返せない などの事態になり、倒産してしまう可能性があります。

銀行が求めるもの

銀行は、建設業許可だけでなく、

  • 過去の工事の実績
  • 会社の財務状況
  • 事業計画

なども参考にします。

これらの情報から、「この会社なら、お金を貸しても大丈夫だろう」と判断できれば、融資を受けることができます。

融資を受けるためには?

  • 建設業許可を取得する
  • 過去の工事実績を積み上げる
  • 会社の財務状況を改善する
  • 具体的な事業計画を作成する

などが考えられます。

建設業許可の取得は、融資を受けるための第一歩です。

まとめ

建設業許可は、銀行が融資を決める上で重要な要素の一つです。許可を取得することで、銀行からの信頼度を高め、融資を受けやすくなります。
建設業許可の取得については、建設業許可専門の行政書士に相談することをおすすめします。

お問い合わせ