【保存版】死亡後すぐに必要な相続手続き|遺された家族のための緊急ロードマップ

行政書士米田耕太郎事務所 Administrative scrivener Komeda Kotaro Office


👨‍👩‍👧‍👦 突然の「その日」に、あなたは家族を守れますか?

愛する家族を亡くした悲しみの中で、次に襲いかかるのは「何を、いつまでに、どうすればいい?」という、膨大で専門的な手続きの波です。

「銀行口座が凍結されて生活費が出せない」「期限が迫っている手続きがあるらしい」

故人の死後、遺されたご家族が直面するのは、こうした緊急性の高い問題ばかりです。

冷静な判断が求められるこの時期に、もし道筋がなければ、ご家族は混乱し、無用なトラブルや、最悪の場合、生活の危機に瀕してしまうことにもなりかねません。

ご家族が路頭に迷わないために、故人の死後に「最初にすべきこと」を明確にするロードマップをご提示します。


🛑 【緊急】故人の死後、最初に動くべき3つの重要手続き

悲しみの中でも、まずご家族が最優先で確認し、手をつけるべき緊急性の高い手続きは以下の3つです。

優先度手続きの名称期限の目安重要性
最優先死亡届・火葬許可申請死亡を知った日から7日以内葬儀・火葬の実施に必須
重要故人の財産の把握と凍結回避数日~数週間生活資金の確保に直結
重要相続放棄・限定承認の検討自己のために相続が開始されたことを知った日から3ヶ月以内借金・負債の相続回避の最終防衛ライン

死亡届・火葬許可申請:7日以内の絶対厳守事項

これは葬儀社が代行してくれることが多いですが、ご自身で提出する場合の期限は7日以内です。この届出が受理されないと、火葬・埋葬はできません。

  • 提出先: 故人の本籍地、死亡地、または届出人の住所地の市区町村役場
  • 準備: 死亡診断書(医師発行)、届出人の印鑑

故人の財産把握と「預貯金の仮払い制度」による資金確保

死亡届を提出すると、数日のうちに金融機関に情報が伝わり、故人の預金口座は原則として凍結されます。

葬儀費用や当面の生活費が引き出せなくなる事態を防ぐため、故人の通帳やカードを確認し、まず「残高がいくらあるか」を把握することが緊急の課題です。

✅ 【もしもの時の対策】預貯金の仮払い制度

2019年の法改正により、遺産分割前でも一定額の預貯金を引き出せる「預貯金の仮払い制度」が創設されました。これにより、当面の資金繰りが格段に楽になりました。

引き出せる上限額 =故人の預貯金残高 ×1/31 / 3 ×あなたの法定相続分 (ただし、1つの金融機関につき150万円が限度)

この制度を速やかに利用して、ご家族の生活を守ることが重要です。

相続放棄・限定承認の検討:たった3ヶ月の決断期限

故人に借金や連帯保証債務など、負の財産がある場合、ご家族はそれも相続してしまいます。これを回避するためには「相続放棄」または「限定承認」という手続きが必要です。

  • 期限: 相続の開始(故人の死亡)を知った日から3ヶ月以内
  • 手続き: 家庭裁判所への申立て

この3ヶ月は、あっという間に過ぎ去ります。負債の調査や判断に迷う場合は、期限が来る前に行政書士や弁護士にご相談ください。特に、調査が終わらず期限が迫っている場合は、家庭裁判所に期間伸長(延長)の申し立てを行う必要があります。

⚠️ 【重要注意点】 相続放棄の期間伸長の手続きは、家庭裁判所で行う手続きです。行政書士はその手続きに必要な申立書作成のサポートはできますが、裁判所への提出代理はできません。 裁判所での手続きも含めて全て任せたい場合は、弁護士にご相談ください。


🧭 手続きの全体像:安心へ導くロードマップ

緊急性の高い手続きを乗り越えたら、遺産を円満に分け、次の世代へ資産を引き継ぐための全体像を把握しましょう。

フェーズ主な手続きと行政書士の役割
フェーズ1:財産の確定* 戸籍謄本の収集(相続人確定)→ 行政書士が代行
* 相続財産目録の作成(財産・負債の調査) → 行政書士がサポート
フェーズ2:遺産の分割* 遺産分割協議書の作成(全員の合意を法的に文書化)→ 行政書士が作成
* 遺言書がある場合は「検認」の手続き
フェーズ3:名義変更* 不動産の相続登記(法務局)→ 提携司法書士と連携
* 預貯金・株式等の名義変更行政書士が窓口となり手続きを代行
フェーズ4:納税* 相続税の申告・納税(10ヶ月以内)→ 提携税理士を紹介

💡 混乱と不安から抜け出す、行政書士への依頼という選択

突然の相続手続きは、専門知識と時間、そして冷静な判断力を必要とします。

「忙しくて役所に行けない」「集める書類が多すぎる」「家族間の話し合いが難しい」

このような状況で、ご自身で全てを抱え込む必要はありません。

✅ 行政書士に依頼する3つの安心

  1. 時間と手間の削減: 煩雑な戸籍収集や財産調査、銀行手続きの書類作成を全て代行し、ご家族は心穏やかに故人を偲ぶ時間を持てます。
  2. 法的な安心の確保: 遺産分割協議書などの重要書類を法的に適切な形で作成し、後の「争族」を未然に防ぎます。
  3. ワンストップの窓口: 司法書士(不動産登記)や税理士(相続税申告)など、他の専門家との連携窓口となり、手続き全体をスムーズに進行させます。

「もしもの時」に、ご家族が路頭に迷うことがないよう、私たちが最初の一歩からゴールまで、強力にサポートいたします。

お問い合わせ

あなたの状況をお聞かせください。期限が迫っている手続きがないか、すぐに確認し、ご家族が安心して前に進めるための具体的なロードマップを提示します。