【セルの基本4】Excelの操作はどれが正解?

行政書士米田耕太郎事務所 Administrative scrivener Komeda Kotaro Office

右クリック・リボン・ショートカット、あなたに最適な「時短」の選び方

「Excelはショートカットを覚えないと一人前じゃない」
そんなふうに思っていませんか? 私はそうは思いません。

大切なのは、
「何秒速く入力できるか」ではなく、
自分の仕事に合った無理のない方法で、ミスなく仕上げること
です。

今回は、これまでの【セルの基本1〜3】で学んだ

  • 表示形式
  • 条件付き書式
  • 入力規則

といった機能を、よりスムーズに使いこなすための3つの操作スタイルをご紹介します。

【参考】

【セルの基本1】Excel上達の近道は「関数」や「VBA」じゃない。最小単位「セル」の正体(セルの書式設定:表示形式)を支配せよ。

【セルの基本2】表示形式が主役!でも、その脇を固める「書式設定」を忘れていませんか?

【セルの基本3】Excel入力ミスを「物理的」に防ぐ!条件付き書式&入力規則の完全ガイド

Excel初心者の最強の味方は「右クリック」

Excelに不慣れなうちは、右クリックだけで十分胸を張っていいのです。

なぜなら、右クリックメニューは
その場所で「今できること」をすべて教えてくれる、最も親切なガイドだからです。

「セルの書式設定はどこだっけ?」
「この行、消して大丈夫かな?」

そんなときは、迷わず右クリック
これが最も確実で、基本に忠実なExcel操作です。

メリット

  • 暗記が不要
  • 操作ミスが起きにくい
  • 初心者でも安心して使える

おすすめの人

  • Excelを使い始めたばかりの人
  • 正確さを最優先したい人
  • 久しぶりにExcelを触る人

「ホームタブ(リボン)」でExcel作業を一段スムーズに

仕事でExcelを使う頻度が増えてきたら、
画面上部の「ホームタブ(リボン)」に目を向けてみましょう。

実は、右クリックして「セルの書式設定」を開かなくても、
よく使う操作の多くは、すでにボタンとして用意されています。

ここだけ押さえたい!ホームタブの3大エリア

①「書式設定」グループ
【基本1】で学んだ

  • 桁区切り(,)
  • パーセント表示

が、ワンクリックで設定できます。

②「スタイル」グループ
【基本3】の条件付き書式はここ。
また、「セルのスタイル」を使えば、表全体を一瞬で整えることも可能です。

③「セル」グループ
行や列の挿入・削除はこちら。
右クリックよりも操作が一発で済む場面が増えてきます。

メリット

  • マウス操作のまま手数(クリック数)を減らせる
  • 作業の流れを止めにくい

おすすめの人

  • 毎日Excelを使うようになった人
  • 少しずつ作業スピードを上げたい人

Excelのショートカットは「必要になった時」でいい

コンサルタントや分析職のように、
毎日何時間もExcelを操作する人にとっては、ショートカットは必須かもしれません。

ですが、すべての人が覚える必要はありません。

よく使う操作が固まってきたら、
その中の1つか2つだけをショートカットに置き換える
それだけで十分です。

まずはこの2つだけでOK

  • Ctrl + 1
     →「セルの書式設定」ダイアログを開く
  • Ctrl + Shift + 1
     → 選択範囲を「桁区切り表示」にする

これらは、
「ホームタブのボタンを押す」のと結果は同じです。

「マウスから手を離すのが面倒だな」と感じたとき、
初めて試してみてください。

【具体例】月次報告書を作るなら、こう使い分ける

たとえば、毎月作る月次報告書の場合。

  • 最初は → 右クリックで慎重に設定
  • 慣れてきたら → ホームタブで手数を削減
  • 毎回必ず行う操作だけ → ショートカット化

このように、同じ人でも場面によって使い分けるのが自然です。

まとめ:Excel操作に「唯一の正解」はありません

Excelの使いこなし方に、決まった正解はありません。

  • 基本を固めるなら「右クリック」
  • 少し効率を上げるなら「リボン(ホームタブ)」
  • 極限まで速めるなら「ショートカット」

今の自分の状況に合わせて、心地よい方法を選んでください。

どの方法を使っても、
出来上がる表の価値や正確さは変わりません。

[次に役立つステップはこちら]

【セルの基本5】Excelが勝手に壊れる本当の理由

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